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習い事でピアノを選ぶメリットって?身につく能力を詳しく解説

音楽は言葉を超え、心に感動を呼び起こす不思議な力があります。

その中でも、ピアノは楽器の王様とも呼ばれ、同時に違う音を鳴らす事で深い響きと表現力で人々を引き込みます。

近年では、子供から大人まで広く親しまれ、脳科学者澤口俊之先生が「人生の成功に関わる基礎がピアノで高まる」と語り、ピアノの学習に対する注目度が一気に高まりました。

なぜ習い事にピアノが良いのか?詳しく解説していきます

習い事でピアノを選ぶメリットって?

効果①:『地頭』を育てる

ピアノの学習は地頭の向上に役立つと言われており、楽譜の読み解きや右手と左手で演奏する為の協調性の向上など、ピアノ演奏には複数の脳機能を同時に刺激します。

これにより地頭が育ち、脳の柔軟性・理論的な思考・物事を多角的に見る能力が向上します。

これからの時代、知識だけでなく思考能力を高め、『自分がやりたいことを見つけ、実行できる力』が必要です。

ピアノ学習を通して知的な発展だけでなく、地頭の向上をしていきましょう。

効果②:集中力と注意力の向上

楽譜を読みながら両手で異なる音符を演奏するとき、脳は同時に多くの情報を処理しなければなりません。

この練習を通じて、音楽に深く集中し、微細な音符に注意を払います。

これ(練習)が続くうちに、集中力と注意力が自然と向上し、日常生活や学業においてもより効果的に発揮することが出来るようになります。

効果③:記憶力が向上する

ピアノの演奏が記憶力に良い影響を与えるのは、いくつかの理由があります。

まず、楽譜を読む作業は複雑な脳の活動を必要とします。

楽譜を読む為に、音符やリズムを理解し、それを演奏するために脳は細かなつながりを作り、これらを繰り返すことで、脳の神経回路が強化され記憶力が向上します。

次に、曲を暗譜することは、視覚、聴覚、運動などの感覚を使い情報を統合する作業です、それゆえ、効果的に情報を覚え再現する能力が高まります。

ピアノ演奏は、複数の脳機能を刺激する事で、より良い記憶を作り出す手助けをしてくでます。

効果④:感情コントロールが向上する

ピアノを学ぶことで、自分の感情を音楽を通じて表現する『経験』ができます。

このプロセスは感情表現の訓練となり、自分の心の中にある複雑な感情を音楽を通して外に出すことができるようになります。

この経験によって感受性を磨くとともに、自分の感情に対する理解を深めます。

自分自身を理解することで、演奏に役立つだけでなく、自己のニーズや目標を明確に把握しやすくなります。

したがって感情をコントロールすることにより、精神的な健康が向上し、心の安定に繋がります。

効果⑤:音楽的感性とリズム感の向上

まず、音楽的感性は音楽の美しさや表現力を理解し、感じる力です。そこにリズム感が加わることで、音楽がよりリズミカルで魅力的になり、他の演奏者やリスナーとの調和を生み出すことができます。

では、なぜこれらが必要なのでしょうか?

ピアノを学ぶことで、異なる音の響きやメロディの変化を通じて、音楽の奥深さを発見できます。

こうして感性が磨かれることで、演奏がより感動的で表現豊かな演奏が可能となるのです。

次にリズム感ですが、リズム感は音楽の基本で、正確なタイミングで音を奏でる能力です。

ピアノ演奏では楽譜を読みながらリズムを守り、正確なタイミングで鍵盤を弾くことがもとめられます。

音楽は感情や情熱を表現する手段であり、感性があれば、音楽の深いメッセージや美しさを理解しやすくなります。

そして、リズム感がプラスすることで、より楽曲が楽しいものになるでしょう。

効果⑥:ピアノを弾いていると認知症にかかりにくいってホント?

ピアノを弾くことが認知症予防に本当に効果があるのか、疑問におもっている人は多くいらっしゃると思います。

残念ながら現時点ではピアノ演奏が直接的に認知症予防につながるかどうかは科学的にはっきりしていません。

ただし、音楽の演奏や学習は脳にさまざまな刺激を与え、認知機能全体を刺激することが期待されています。

指先には多くの神経が集まり、ピアノ演奏ではこれらの神経が脳と直結しています。

MRIを私用して指をうごかしている時の脳の活動を調査した研究によれば、ピアノ未経験者とピアニストを比較すると、同じ動作をしてもピアニストはより多くの神経細胞を活性化させています。

これは、ピアノを演奏することが脳の機能を豊かに活かしていることを示しているでしょう。

ピアノ演奏はまさに脳をフル活用する活動なのです。

子どものピアノレッスン、最適な年齢と始める条件

ピアノのレッスンを始めるには何歳からなのでしょうか?

実は、指の筋力が発達してくる「3歳からが最適!」とされています。

ただし、重要なのは「子どもが鍵盤を問題なく弾けること」と、「一人で椅子に座れること」です。

重い鍵盤は小さい手にとってハードルが高いかもしれませんので、
子どもが楽しく学べる時期を見極めて、ストレスなくピアノを学べる環境が肝心です。

3歳までの期間は、リトミックや楽器遊びを通じて音楽に親しんだり、ピアノのおもちゃやキーボードを使って楽しみながら音楽の基礎を学ぶことがおすすめです。

ピアノデビューを迎える前に、子どもが楽しんで学べる環境を整え、音楽の世界への興味を育てましょう。

親子での音楽体験は、学びと喜びが共有できるため、子どもにとってかけがえのない特別な瞬間となります。

ぜひ親子で音楽を楽しんでみましょう。

ピアノを習う=頭が良くなる?

ピアノを学び練習することで脳を活性化させてくれたり、記憶力を向上させ脳に良い影響を与えることは確かですが、それらは、各自の取り組み方や練習の質によります。

ピアノを習得するには継続的な練習が不可欠であり、その努力がなければ脳の活性化や認知能力の向上には限りがあります。

ピアノを習う事で沢山の良い影響をもたらしますが、それだけではなく、自ら積極的に取り組む姿勢がかかせません。

ピアノ以外の学習経験も同様に重要となります。

ピアノを演奏する事で脳の老化防止になる?

ピアノを弾くって、初めは難しそうに見えると思いますが、実はとても楽しく脳のトレーニングができます!

脳のトレーニングを楽しもう

ピアノ演奏は脳にとって楽しいトレーニングです。

ピアノ演奏で指を動かすことは脳に良いと説明しましたが、それに加えて、楽譜を読むことで「二重課題」をこなす事になり、脳にとって効果的なトレーニングとなります。

楽譜を読みながら指を動かす!脳のパズルですね。

これが脳を活性化させ、楽しさと共に老化の影響を和らげてくれます。

是非ピアノで音楽を楽しみ脳を刺激し、楽しい時間を過ごしてください。

まとめ

習い事にピアノを選ぶことで身につく能力が豊富です。

地頭を育て、集中力と注意力を高め、記憶力を向上させます。

感情の奥底に触れ、音楽的な感性を磨き、リズム感も鍛えます。

ピアノの学習は、ただの習い事ではなく、自分自身と向き合い、豊かな表現力を発見する素晴らしい機会です。

ピアノを始めるべきか悩んでいる方は、ぜひ一歩踏み出してみませんか?

ピアノは年齢を問わず、心に響く旋律を奏でられる素晴らしい楽器です。

未経験でも大丈夫。

さくら音楽教室では、一人一人のペースで楽しく学ぶサポートがあります。

これから学んでみたいと考えている人は、ぜひさくら音楽教室へご相談ください。